診療方針

私たちは心身医学に立脚し 皆さまのいきいきとした心と体の回復・維持・増進を多角的にサポートいたします。

心身症(ストレスの関わりが強い体の症状)の診療を主体により統合的できめ細かい治療を心がけています。

ストレス反応のうち心療内科領域とは

これまで長年にわたり、心身医学・医療の領域で、ストレス関連疾患の成り立ちの研究や、治療法の改良に取り組むと共に、医学教育にも携わってまいりました。
今後は、これまでに培ったさまざまな経験を活かし、皆さまに健やかな生活を営んでいただけるよう、できる限りのお手伝いをしていきたいと考えております。

Ⅰ.心と体を両面からバランスよく診ていきます

心と体は本来一体のものであり、互いに影響し合っています。
ストレス関連疾患に対して、薬を使った従来の治療法に加え、それぞれの病態に応じた心理面や行動面へのサポートを行っていきます。
また、これに併せて、食事や運動、あるいはリラックス法などについても、わかりやすくアドバイスしていきます。

II.知識と経験の調和を重視したアプローチを目指します

医学も科学の一分野ですので、診断や治療は、客観的なデータによる合理的な根拠に基づいて行われます。
しかし、それらの知識を治療の実践で本当に活かしていくためには、やはり数多くの診療経験によって身につけた技術が必要です。
私たちが目指しているのは、「科学性や合理性」を踏まえながらも「情熱とぬくもりのある」診療です。

III.一人ひとりに合わせたオーダーメイド感覚の治療を心がけます

私たちのクリニックは、受診者の皆さま一人ひとりを、かけがえのない個人として尊重したいと思っています。ちょうど、体つきの個性に合わせて洋服を仕立てるのと同じように、その人にあった治療を心がけていきます。
ともすると陥りがちな「パターン化した治療」にとどまることなく、一人ひとりの体質や性格・環境などに合わせ、より現実的で、キメの細かいケアを提供していきたいと考えております。